東洋医学

知ってるかい?私たちの細胞は糖の鎖で覆われている!?

こんにちは。


鍼灸師時々パン先生・ななさわゆかりです。


先日、TOKIOがナビゲーターを務めていた

NHKスペシャル シリーズ『食の起源』〜人類進化が教える“理想の食”〜という番組
もとても面白かったです。

第1回目は『ご飯』〜健康長寿の敵か?味方か?


なんだか11月下旬はNHKで糖質の話題が熱かったな!?と感じたのは私だけでしょうか(笑)

さて、前回のブログで糖質制限への危機感に関して

もう一つ危惧している要素があるとお伝えしたのですが

それはなにかというと『糖鎖』です。

初めて聞いた方も多いかもしれませんが

全ての細胞はマリモのように産毛みたいなものに覆われています。

その産毛みたいな物の正体が糖鎖です。

細胞の顔でもあり、実は赤血球の表面を覆っている糖鎖の末端の僅かな違いで血液型を識別しているのです。

そして、細胞同士の情報交換が行われ

インフルエンザウイルスや癌の転移にまで関与しているようです。

そして、慢性リウマチに関しても糖鎖の中のたった1箇所の違いで引き起こされる病気かもしれない!?という説もあるようです。

糖鎖は核酸(DNAやRNA)、たんぱく質に続く『第3の鎖』として注目を集めていますが

とにかく複雑で多様な構造なので核酸やたんぱく質に比べ、研究が遅れているのが実情のようです💦

しかしながら最近では糖鎖を構成する単糖8種類あるうち

6種類は食事で補いずらいとサプリが出回るほどです。

唯一補いやすい食品の中にご飯などの穀類は含まれているのに

糖質制限で糖質を嫌っていては現代人の免疫力が下がるのも無理ないでしょう。

まだまだ糖鎖は分からないことだらけで

私自身も難しいことはまだまだ分かりませんが

昔はサプリなんかもなっかったのだから

単純に考えてもやっぱり糖質は必要だよな!?と思うわけです。

最近では、なんと!?


肉が主食と思われていた石器時代の先祖の歯石にでんぷんの粒子が多数見えた!


なんていう発見もされています。


火が使えるようになって私たちの食文化も大きく変化してきたわけですが


どうやら私たちは今『第3の食の革命』を迎えてるようですよ。

よろしければ、お時間あるときにコチラのサイトもぜひご覧になってみてくださいね!

ちなみにNHKスペシャルの次回放送は12月15日


『塩』〜人類をとりこにする“本当の理由”です。

塩の回もどんな内容なのか楽しみです♪