こんにちは
鍼灸師時々パン先生・ななさわゆかりです。
梅雨明けと共にエアコンが壊れました…
初めて住む鉄筋コンクリートの住まい。
エアコンが使えれば快適なのでしょうが、使えなければ生き地獄です。
入居して初めて、こんなにも鉄筋コンクリートの建物は湿気がこもるのか!?ということに驚きました。
なのでエアコンのドライ機能にはよくお世話になってました。
けど、そのエアコンが壊れてしまい除湿は出来ず、昼間は窓を開けて換気できるのでまだしも・・・夜は実質高さ1.5階の2階の住まいでは防犯上窓を開け放って寝るわけにもいかず、閉め切った室内では日中の熱がどんどんこもってきてまるでサウナ状態です。
そんな状態で修理までの1週間、熱中症にならずどうやって生き延びたか備忘録として記録しておこうと思います。
心がけていたのは
- 体内と外気温の差を大きくしないこと
- 水分と塩分補給
です。
《備忘録》
サーキュレーター
まず真っ先にしたのが、サーキュレーターを注文!
幸い角部屋だったので東と南に窓があり、窓を開けて空気を循環させればだいぶマシかな!?と考えました。
保冷剤
保冷剤をガーゼタオルで巻き、首に巻きつけて過ごしてました。
これは良く夏に窓を開け放って掃除をしたり、実家の庭の草取りの時によくやっていたスタイルです。
水分補給
こまめな水分補給。
元々冷たいものが苦手なので、基本的には常温の水です。
昨年、暑い時ほど温かいものを飲んだ方が身体が楽ということを実感したので、たまには冷たいものも取り入れますが、こまめな水分補給は常温や温かいものが多いです。
そして今年は梅を漬けていたこともあり、ちょうど梅を土用干ししたので、梅酢もお日様に当てておき、炭酸水で割って梅酢ドリンクをいただきました♪人工的な塩分ではなく、自然からの恵の塩分が身体に染み渡り心地よかったです。
食事
基本的にはご飯と納豆と味噌汁があれば生きていけるので日々のベースは和食が多いです。
味噌汁は朝晩、もしくはいずれかで必ずいただいてました。
子供の頃から朝は必ずご飯と味噌汁だったので、1日1回は身体が欲します。この食習慣は母に感謝です。
そして20代の頃、しじみを砂抜きして冷凍しておけば1ヶ月ほど持つと聞いたことがあり、冷凍しておいたしじみを1週間少しずつ味噌汁でいただいたら日々の疲労感が違ったという実体験がありました。なので、今回は暑さに負けないよう試してみました!
その他に3年前から糠漬けをつけていたので、自分の菌も満載!?の糠漬けを毎食ではないですがいただいてました。
それときゅうりを自家製の味噌でいただいたり、トマトやスイカといった夏野菜たちは身体を優しく冷やしてくれるので、その時欲する夏野菜をいただいてました。
納豆は1日1回食べないと禁断症状がおきます(笑)
冷感タオルケット
最近、たくさん出回っている冷感タオルケット。購入時は感激したのですが、サウナ状態の密室ではただただぬるくまとわりつくタオルケットでしかなく、かけて寝たつもりが隅に追いやられていたので、あまり役に立たなかったようです。
※エアコンが復活してからは快適に使えてます!
お風呂
シャワーのみの時もありましたが、基本的にはちゃんと湯船に浸かってました。
手足に熱がこもって暑かったのですが、お湯に入って発汗することでとても楽になりました。お風呂あがりになかなか汗が引かないのでその点はちょっと大変でしたが(笑)、サウナ状態の部屋より、むしろお風呂場の方がまだ快適なので、入浴タイムは私にとって暑さから解放されるひと時でした。
後半は少しぬるめのお湯に浸かることが多かったです。
ハッカ油
威力に驚いたのはハッカ油でした。
閉め切ったサウナ状態の部屋で少しでも睡眠を取るにはどうしたら良いものか・・・。
ガーゼタオルに巻いた保冷剤を首もとに当てて寝ても、溶けきってしばらく経つと暑くて目が覚める
手足にこもる熱をどうにか・・・と思った時に思いついたのがハッカ油でした。
試しにコットンに数的ハッカ油を垂らし、脇下、足裏、掌などにチョンチョンとつけてみました。
そしたらスーッとした清涼感で暑さが紛わされいつのまにか寝ていました。しかもいつもより長く寝れました。
体内の熱を下げているわけではないといくつかのサイトで書かれていますが、ハッカ油の成分であるメントールの薬理作用のひとつとして抹消血管拡張が報告されています。
東洋医学的見解から見ると盛んになった熱の力をハッカ油が逃がしてあげるとも考えられます。
後半は粗塩とハッカ油1〜2滴をお風呂に入れたりもしてみました。
ハッカ油は刺激が強いのでバスオイルなどに希釈してお風呂に入れたり、精製水とグリセリン等で化粧水を作って利用されることをお勧めします。私の直浸けは自己責任の元行なっていますので、真似しないでくださいね。
2回目のチャレンジの時はリラックス、安眠効果のあるラベンダー油も一緒に塗布してみました。
これまたびっくりするくらい休めました!?
ラベンダーは数ある精油の中でも皮膚へ直接塗布が可能ではありますが、個人差があると思いますので、安全にお楽しみいただくためにはキャリアオイルなどで希釈してからご利用いただくことをお勧めします。
以上が試してみたことです。
試してみたことではないですが、愛用しているシーツとタオルケット(途中冷感タオルケットに変えてみましたが)が血流を良くしてくれるものなので、これも一役買ってくれてたとは思います。
そんなこんなでなんとか1週間生き延び、修理を無事終えました。
・・・が、数時間後にまた同じ症状が起き、再び修理を頼む羽目になるという。
そして対応できるのはまた1週間後!
おーーーーーい!!!!!どうなってんだ!?
まぁ、2度目は実家に帰って留守をしてたのと、一時的に復活する対処法を教えていただいたので難なく乗り気れましたが・・・
でも今回の件で色々と考えさせられました。
昔ながらの古民家には“漆喰壁”や“ひさし”といった自然と共に過ごす知恵が備わっていたり、発酵食品や保存食などにも自然と共に過ごす知恵が盛りだくさんです。
最近は発酵ブームなど昔の食生活などが見直されていて、私も出来そうなものからチャレンジしてみていますが、今回のような便利なものが使えず不便を強いられた時、昔ながらの知恵の凄さを改めて実感しました。
そして旬のものにはその時期に起こりやすい体調不良をカバーしてくれる力があることも改めて実感しました。
今は季節関係なくいつでも果物や野菜が手に入りやすい時代ですが、自然からの恵みを自然のタイミングで取り入れていくことも心がていきたいと思いました。
まだまだ暑い日が続きますが、加工された空気の室内に閉じこもっていたり、冷たいものの取りすぎには注意しましょうね!